
fromis_9のLEE SEO YEONはボーカリストでありパフォーマーとして最近その実力を発揮し、新たに注目されている。「I Am You, You Are Me」のカバー動画は再生回数500万回を超え(2月19日現在)、初のソロ音源を発売するきっかけになった。また彼女は『覆面歌王』の審査員ユン・サンの言葉通り第3ラウンドの対決でダンス曲を披露して称賛を受けており、最近ではfromis_9のコンサートを成功裏に終え、ステージ上で自身の総合的な能力を披露してもいる。「アイドルは多方面の才能が必要な職業」と言うほど、歌とダンスはもちろん、多方面の才能に努力を重ねるSEO YEONが、オールラウンダー・アイドルとして自分を証明してきた時間について振り返ってみた。
ステージの上と下、あらゆる場所のパフォーマー
SEO YEONは自他ともに認めるグループのメインダンサーだ。『リムジンサービス』では自らについて「(歌、ラップ、ダンスが)全部得意です」と評価する自信を見せてもいる。『不朽の名曲』の中で「Choice」のステージ映像で彼女をセンターにしたダンスパフォーマンスは、「最も繰り返し観たシーン」となり、「Into the New World」や「Genie」で彼女が担当したダンスブレイクは、fromis_9のファンダムfloverに今でも話題になるほどとても愛されている。メンバーBAEK JI HEONは、「MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL 2023」でダンスブレイクの口火を切ったSEO YEONのソロを一番好きなパートに選んでいる。fromis_9がWeverse Magazineを通して単独コンサート<LOVE FROM.>について感想を語る時、「口を揃えてSEO YEONのフィードバックをありがたく感じると言及」するくらい、SEO YEONはパフォーマンスでもメンバーたちから大きな信頼を得ている。
優れたパフォーマーとして彼女の能力はステージ以外でも光を放つ。「Run BTS」、「The First Snow」といった最新の流行チャレンジ、ライブをする姿を盛り込んだ「エピソード」チャレンジなどをアップロードし、floverの喜びの声を引き出しているSEO YEONは、トレンドを把握し、それに合わせて自身の実力を披露することに鋭い感覚を持っている。『出張十五夜2 x HYBE ピクニック ランダムプレイダンス』で優勝したのには理由がある。それくらい彼女は、素早く振り付けを習得するのはもちろん、K-POPの振り付けに対して愛情と努力を注いでいる。
自主制作アイドル
デビュー直後から作詞と作曲に対する意欲を絶えず見せてきたSEO YEONは、フルアルバムに自身とメンバーたちの曲を入れたいという目標を、fromis_9の1stフルアルバム『Unlock My World』に「My Night Routine」と「Eye Contact」を収録して叶えた。またfromis_9の3rdミニアルバム『My Little Society』の収録曲「Starry Night」は、カムバック直前の忙しいスケジュールをこなしながらも、「4日という時間」に「1日1曲」ずつ完成させている。「SEO YEONの作曲日誌」によると、彼女は曲を書く練習のために、約3か月の間に7曲を完成させるミッションを成功させるなど、多くの努力を注いだ。その裏では時間に厳しい基準を設ける代わりに、曲を作るのに必要なキーワードやアイデアを読書などから見つけるなど、さまざまなルートを通してインスピレーションを得ることも重要視している。メンバーたちの感性を刺激し、「もっと頑張って歌わなきゃ」、「私が感情を込めて歌ってみよう」という責任感と「大きな愛情」を持つようにさせる特有の感受性が生まれる背景だ。SEO YEONは「Starry Night」を、自身が疲れてつらかった時、寂しくて疲れた人々に共感と慰めを与えられる歌を作りたいという気持ちで作ったと言う。そのためか、「Starry Night」は特にメンバーたちとfloverにfromis_9の話を思い浮かべさせる曲になった。初の単独コンサートの思い出を振り返って、『Unlock My World』の収録曲「Eye Contact」を作詞したことからわかるように、SEO YEONは自分の話を曲に盛り込み、彼女ならではの感受性が際立つ曲を作り出す。
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