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2024.10.14



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Unnämed

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自分は名前を明かさずに活動している歌手です。 顔はもちろん、生まれた日やジェンダーなど、他の情報も公開していません。 はい、これが自分です。 実はVTuberを始める前、別の名前で似たような活動をしていたことがありますが、ファンの皆さんに何も言わずにやめてしまいました。 当時、ファンの方々が自分を一生懸命見つけようとしていました。 以前のファンの皆さんは、自分の個人アカウントを見つけて、戻ってくるのを待ってるよと言ってくれたのですが、自分は自分自身がファンから愛される資格のない人間だと思っていました。 だから、個人アカウントからあらゆるものを削除し、これからは匿名で活動するという決意を表明することにしました。 自分は本当に何者でもありません。 もしあなたが誰かを探しているのなら、自分は決してその人ではありません。
始まり

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少し長い話になるかもしれません。 以前、自分はインディーズでロックバンドのボーカルをしていたんですが、プロデューサーは自分にボーカルの才能や情熱がないと感じていたようです。 一緒に活動していたバンドメンバーは4人いたんですが、彼らは自分が力不足だと思ったのか、新しいボーカルを入れ、その後そのバンドは大々的にデビューしました。 そのときにうつ病になり、ステージで歌うことができないほど症状が悪化しました。 自分には才能がないんだと思い込み、自分の声が本当に嫌になりました。 皆が自分を評価し、自分の努力や才能を評価し、判断しようとしていると感じました。 「自分はステージに立つ資格がない。自分は歌えない人間だ。」そんなネガティブなことを何度も考えました。 ステージに立つと声が出なくなることもあり、ステージが終わると毎回吐きそうになっていました。 歌手としての未来が全く見えなくなりました。 なので、しばらく音楽から完全に離れることにしました。 自分はTikTokを始めて、変なダンス動画を投稿するようになりました。 10か月でなんと180万人もの人がフォローしてくれました。 注目されたことは本当に驚きましたし嬉しかったんですが、皆が自分をフォローする理由が音楽ではなく自分の外見によるものであることにすぐ気づきました。 でも、音楽をやめることはできませんでした。 そこで、TikTokに動画をアップしつつ、YouTubeにカバー動画もアップしてみたんですが、ファン達はあまり喜んでくれませんでした。 可愛い俺の嫁キャラやキュートな女の子としてTikTok動画をアップしてほしいと言われましたが、それは自分にとって全く満足できるものではありませんでした。 ファンを楽しませる方法が見つからないという思いから、TikTokのために踊ることに楽しみを見いだせなくなりました。 自分の本当の情熱は、音楽にあったからです。 だから自分は、顔を一切公開しないことにしました。 また、配信で歌うときには防音設計済みの自宅、自分の部屋で歌っています。 人の視線や評価を気にすることもありません。 この活動がうつ病と戦う力になっていると思います。 こうして自分は、バーチャルキャラクターとして活動する歌手になったんです。
Trails of Flame

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あのコンサートは、自分とバンドのメンバーたち、そしてファンの皆さんにとっても大きな意味がありました。 香港で開催されたイベントだったんですが、他の国からも多くの方が来てくれました。 自分の記憶では、少なくとも韓国の方が3人いらっしゃったと思います! ファンの皆さんが自分に会うために香港まで来てくれたんです(笑)! それまでの過程で何かと苦労が多かったので、まだ夢のような気がします。 (ステージへの緊張で) 声が出なかったこともあり、歌えるかどうか本当に心配でしたし、ギタリストも「もしパニックの発作が起こったら我慢できる? 本当に精神的に堪えられそう?」と心から気遣ってくれました。 大変なことも多かったのは事実ですが、コンサートの主催サイドだけでなく、一緒に仕事したクリエイター一人ひとりがとても親切で、すでに自分にとって大きな力になっていました。 Dokiとも、元々はLive2Dで一緒に歌ってほしいと頼むつもりだったんですが、Dokiがまず3Dでやるのはどうかと提案してくれました。 Dokiが「3Dでもオッケーですよ」と直接言ってくれたんです。 なので、一緒にPokédanceをすることにしました(笑)。 歌詞は日本語みたいに聞こえるかもしれませんが、実は英語です。 だから英語が母語のDokiが日本語を全然知らなくても、歌いやすいと思いました。
Summer Song

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「Summer Song」は自分が作った曲ですが、実際には少し編曲されています。 プロデューサーが自分のデモを聴いて、これでは大衆向けにならないだろうと言ってアレンジしてくれました。 「このままではチャートインしないだろうから」と言って、キーを2つ上げました。 声が荒くならないようにキーを上げたんです。 プロデューサーは、自分が天使のような声で歌うことを望んでいます。 自分の裏声が好きなんです。 でも自分は、叫んだり唸ったりするような荒い声で歌うほうが心地よくて好きなんです。 何だか自分自身が強くなったような気がするから。 だから、そういうふうにレコーディングしたいと思いました。 「Summer Song」のミュージックビデオ上では、裏声によりポイントを置くよう影響を受けているように見えるかもしれませんが、最近では自分が最も心地よく感じるスタイルで歌うようにしています。
ノンバイナリー

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自分がノンバイナリーであることを公表しようと決心した理由は、過去に自分のジェンダーについて本当に、本当に、本当にたくさん悩んだからです。 ここで詳しくは言いませんが、嫌な思いをしたこともあり、正直言うと、すべての人に自分のジェンダーについて完全に理解してもらえるとは信じていなかったので、人々の立場についても十分に理解していました。 自分はかつていた場所に戻ることはできませんでした。 でも、ファンの皆さんが自分の帰還を望んでいて、友達も自分がもう一度夢を追うことを願っていたので、戻ることを決心しました。 自分が自分自身として声を上げることで、勇気を必要とする誰かにモチベーションと勇気を与えることができるのではと思いました。 そんな人たちに、「あなたは一人じゃない」と伝えたい、その一心でした。 また、ファンの皆さんが本当に成熟していて、信頼できる人々だということも知りました。 自分のファンは、自分が誰であっても受け入れる準備ができていました。 それが、先日わたしがLGBTQIA+(セクシャルマイノリティー)コミュニティについてもっと声を上げようと心に決めた理由です。 ファンの皆さんが自分のことを誇りに思ってくれるということが、本当に嬉しいです。
ROAの動画

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ROAは自分の超自我(スーパーエゴ)でもあり、何よりも自分の実体験が多く含まれています。 きっと、誰かに自分の話を聞いてほしかったからだと思います。 自分は何かを説明するのが苦手です。 話すのが得意なほうではありません。 感情を表現するのが下手で、それで人が離れていってしまうこともありました。 また、自分に多くの関心を払ってくれる家庭で育ったわけでもありません。 本当に自分の話をしたくて、誰かに聞いてもらいたかったけれど、誰かのつらい話をいつも聞きたがる人なんていないじゃないですか。 それがちょっと難しい部分でした。 でも、ファンタジーのようにすることで、コンテンツとして消費してもらえるかもしれないと思いました。 自分は『ファウスト』をROAのインスピレーションとして考えています。 おそらく、一人の男が人生をやり直し、悪魔が彼の願いを叶えるという物語だからだと思います。 実際、自分の人生は何度も危機に直面しました。 でも、自分はまだここにいます。 生き残って、ここにいます。
より良い人間

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自分は、本当に有害な家庭環境で育ちました。 家族は本当に暴力的で、周りの人々も相当に暴力的でした。 本人が望まずとも、そういった環境は何らかの形で人生に影響を与え、知らず知らずのうちにそんな人間に成長させるものです。 そしてある日、自分が他の人たちとどれほど違うのかに気づきました。 すると、周りの人々が自分のことを知り、去ってしまうんじゃないかと怖くなりました。 自分がより良い人間になりたいと常々言っている理由は、自分が過去にたくさんの間違いをおかしたにもかかわらず、それでも自分と関わり、自分の言葉を聞いてくれる我慢づよい人たちが、自分がより良い人間になれると信じてくれているからです。 自分は、周りから人が離れていくような愚かな間違いをたくさんしてきました。 その人たちに戻ってきてもらうことはできませんが、少なくとも、まだここにいてくれる人たちには、できる限り良い人間でありたいと思っています。
音楽

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自分にとって音楽は、初めのうちは自分の人生から逃れたいときや、現実や痛みを忘れたいときの一種の逃避の手段でした。 でも今では、ファンと自分を繋いでくれる方法だと思っています。 ファンの皆さんが常に自分を求めてくれたからです。 名前も出さずに配信をしていたときでも、ファンの皆さんは自分を見つけてくれました。 自分は色々と説明することもできなかったし、ファンの皆さんも自分が以前の姿に戻ることはないと分かっていましたが、それでも自分と一緒にいてくれて、自分の新しい旅を応援してくれています。 だから今では、自分にとって音楽はファンの皆さんとコミュニケーションし、繋がるための一番の方法です。 ファンの皆さんは本当にあたたかくて信頼でき、成熟していて理解があります。 本当に自分の支えになってくださって、いつも感謝しています。 自分の感情を言葉にしたり表現したりするとき、その意味が歪められて伝わらないかと怖くなることもあります。 世の中には本当の意味を歪めるような人も多くいますから。 でも、歌によって感情を伝えるときには、自分の感情を完全に説明できるように思えるんです。 それに、たとえ本当の意味が伝わらなくても、コンテンツは残っています。 そうです。 自分にとって音楽は、初めのうちはただの逃避でしたが、今では自分の感情を心から表現する手段なんです。



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