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イェ・シヨン
クリエイティブディレクターキム・ミンギョン
イラスト설찌(@seol.zzi)
写真&TEAM Weverse
타키 요리 취향인터뷰 | Weverse Magazine

みんなが寝静まった夜、TAKIはキッチンのあかりを灯す。ここ最近料理にハマっているTAKIは毎晩メモ帳に記録しておいたレシピを見ながら丁寧に料理を作る。きれいに盛り付けられた料理はメンバーとLUNÉに共有してから一日を締めくくる。忙しい日々の中、楽するよりも手間をかけて作る心の込もったTAKIのほっこりレシピを紹介したい。

TAKIさんに料理という新しい趣味ができましたね。

普段からショート動画を見ながら料理を趣味にしたいと思っていました。

でもやっぱり忙しかったので料理はほとんどできませんでしたね。最近は健康に気を使うようになって運動もしているんですけど、それよりも自分で作って食べることのほうが健康的かなって思うようになりました。

ちょうど9月は少し時間ができたので出前をとるよりも自分で料理を作り始めました。

あとはKさんからインスピレーションを得たところもあります。

KさんがTBSの『ラヴィット!』で自身のレシピを紹介していたんですけど、その姿を見ながら僕も動画に頼らず料理を作れるようになりたいと思いました。

わりと遅い時間に料理をされているようですが、

大変じゃないですか?

スケジュールを終えてお風呂に入ってから料理を始めるので、夜遅くになっちゃうことが多いですね。

でも料理する時間が遅くても今のところまだ楽しいので「やるぞ!」っていう気持ちで楽しんでいます。スケジュールの合間に休憩時間とかができると、今日は何作ろうかなって探してみたりもします。

料理自体はものすごく楽しくて時間もあっという間に過ぎてしまうんですけど、後片付けは大変ですね(笑)。

思ったよりもティッシュをたくさん使ってしまいがちなので減らそうと努力しています!

&TEAMの中では数少ない料理するメンバーですね

そうですね(笑)。

だから最初に料理を始めた時、調味料や調理器具など全部揃える必要がありました。

調味料は買えば買うほどその数が増えてしまって、

今は20個ほど持っています。

主にスーパーで買うんですけど、調味料とひとえに言っても少しずつ種類が異なるので、何を入れるかによって味も変わるのでそれが楽しいですね。僕は醤油をたくさん持っているんですけど、減塩醤油やかつお節ベースの醤油など色んな種類があって楽しいです。

トレーディングカードゲームのカードを集めるように調味料も集めています(笑)。

타키 요리 | Weverse Magazine

はじめて作った料理は何ですか?

初めて自分で1から10まで作った料理はから揚げでした。

実は自分的には微妙だったんですが、メンバーたちに「これ美味しい、いいね!」と言ってもらえてうれしかったです。

もちろん冷凍食品も美味しいですが、揚げたてのから揚げを早く食べてみたくて自分で作ってみました。

肉も自分で切り、

もみ込んで下味をつけたりしながら揚げました。

衣は薄力粉と片栗粉を混ぜて使うと、カリッと美味しく仕上がるのでおすすめです!

から揚げを作りながらたくさん学べたこともあったので、料理を趣味のひとつにできるという確信が持てました。

料理のレシピやアイデアはどこから得ていますか?

主にショート動画を観ながら「今日はこれを作ってみたい!」と思うことが多いですね。

同じ料理でもレシピは様々なので、自分の好きな味や調味料を使いながら、自分なりに工夫しています。僕のアルゴリズムには主にパスタや魚の焼き物が多く、肉料理もあります。

電子レンジで作れる料理も多く出てきますが、僕は詳しく書かれたレシピが必要なので、他のショート動画を見ながら料理しています。

「これいいかも!」と思ったレシピは、家にあるメモ帳に記録しています。

他の料理をする時に、そこに書いた内容を参考にしようと思っています。

子供の頃の夢は料理人だったそうですね。

子供の頃好きだったお店があって、

そこの料理人になりたかったんですよね。

あの頃は家族とプールで泳いだ後、

みんなでファミリーレストランに行ったのがとても幸せな思い出です。

だから料理人になりたかったんでしょうね(笑)。

夏休みは祖母の家に行き、祖母や母と一緒にハンバーグやカレーを作りました。

初めて作った料理もハンバーグだったと思います。

その時、妹と一緒にハンバーグの空気を抜くためにキャッチボールするように投げていた記憶があります。

TAKIさんの料理を見て家族の皆さんになんて言われましたか?

最近「これどうやって作ったの?」「どういうこと!」って連絡が増えました(笑)。

鶏肉を食材として使うことが多いので、両親からは「鶏肉はしっかり火が通るまで焼かないとダメだよ。」ってアドバイスされることが多いです。

타키 요리 취향 | Weverse Magazine

最近もパスタみたいな洋食をよく作られていましたね。

やっぱり洋食を作るのは楽しいですね。

だから韓国にいる時もパスタのレシピをたくさん保存しておきました!

個人的にはアーリオ・オーリオが難しそうな気がするので、先にトマトパスタやシーフードパスタから練習しています。

洋食はひとつの調味料でも味が変わる繊細な部分があるから好きです。新しい調味料を取り入れて味を比較するのも僕の趣味の一部となっています。

難しいからこそ、もっと深くまで知りたいという気持ちが湧いて、洋食を作るのが一番楽しいですね。

&TEAMのメンバーお墨付き『餃子の達人』ですが、

TAKIさんならではの餃子のレシピはありますか?

油はあまり使わず、僕の場合は水分量が最も重要です。

入れすぎもダメ、少なすぎもダメで、ちょうどいい量を見つけることですね。

そうすることで、底面はカリッとし、上はしっとりとした真逆のギャップで仕上がり、食べる時のその食感が好きですね。

だから『Go ONE!!!』の撮影時にもYUMAさんに「水60mlを持ってきて」とお願いしました。

もう一つのコツは生姜を添えることです。

僕は他の料理にもよく生姜を使いますが、生姜が加わると最後まで飽きずに食べられて、新しくアップグレードされた感じがします。

チューブタイプのおろし生姜を少しずつ入れています。

これがまさに僕のコツです(笑)。

作ってから一番満足した料理は何ですか?

鶏のチーズトマト蒸しです!

僕はどうせ自分で食べるから「まあこれぐらいならいいか!」と思うほうなんですけど、この料理を作った時は感動しました(笑)。

トマト缶のトマトと牛乳を一緒に混ぜるとロゼ風の味もして、辛くもないので「ここにパスタの麺を入れれば美味しいだろうな!」と思いました。

心を込めて作った料理をLUNÉのみなさんに共有する過程も楽しんでいるようですね。

料理の写真を撮ってLUNÉの皆さんに共有すると「忙しいのにこんなに料理してるんだ!」って思ってもらえてるみたいでうれしいです(笑)。

普段は写真を撮らずに食べるので盛り付けなどそんなに気を使わないほうなんですが、

メンバーから「料理うまいのにどうしてこんなに撮るのが下手なの!」って言われます(笑)。

だから写真もうまく撮れるようになりたいし、

LUNÉの皆さんにはきれいに出来上がった料理を見てもらいたくて、パスタの上にエゴマの葉をトッピングしてみたりもしました。

今は料理をきれいに盛り付けることにも興味が湧いて、余裕ができたら食器などももっと買って、きれいに盛り付けたりしてみたいです。

TAKIさんが考える料理の魅力とは?

僕は結果が早く出て、すぐに可視化できるものを好むタイプです。

最近は運動もしているんですが、成果がすぐには見えないので、ふと自分がちゃんとできているのかと考え込んでしまうこともあります。

でも料理は作っている最中もそうだし、きれいに仕上がった結果物がすぐに見えるので、僕と相性の良い趣味なんだと思います。

もともと三日坊主タイプの人間なのに、料理はすごく楽しくて、するたびに何かを達成しているかのような感覚になります。

やればやるほど面白くて奥深い趣味だと思います。

ダンスと歌は僕の人生の一部なのでそれを除くと、

今は料理が一番ですね(笑)。

韓国では同じレシピでも誰が作るかによって味が異なることを「手の味」という表現を使います。

TAKIさんの「手の味」がもっともよく表現される料理は何ですか?

そうですね…まず僕は鍋料理が大好きで、

色んな調味料を入れて作るのが楽しいんですよね。

まだ得意な料理って言えるほどの料理はないんですけど、確かに鍋料理は「TAKIの手の味」がする気がします。

僕は明るく活発な性格ですが、鍋料理は落ち着いた味に仕上がるので、MBTIの「I(内向型)」みたいな料理とでも言いましょうか(笑)。

僕自体は「E(外向型)」なので料理とは正反対ですね。

そこから来る相性がいいみたいで、朗らかな人が作る穏やかな鍋料理ならではの魅力があると思います。

TAKIさんが好きな、作ってみたい韓国料理もありますか?

僕はチゲ料理が大好きです。

テンジャンチゲも、プデチゲも好きです。

それからあまり食べた回数は多くないですが、コングクスが本当に美味しくて作ってみたいと思いました。

あと練習生の頃、EJさんの実家に遊びに行ったことがあるんですけど、EJさんのご両親がトッククを作ってくださって、あの時は本当に心が温まりました。

EJさんも幸せそうに頬張って、僕も一緒に食べたので、家族の温かさを強く感じました。もちろんトッククもすごく美味しかったです。

EJさんの家には二度も遊びに行きました(笑)。

타키 요리 인터뷰 | Weverse Magazine

JOさんもTAKIさんの料理を食べて「温かい家庭の料理」と表現しました。

僕が作る料理は家庭料理に近い気がします。

家で食べられる温かくて愛情のこもった料理には自信があります(笑)。

JOさんは僕の料理を特に頻繁に食べてくれるほうで、普段からどうだったかなどの感想をつい聞いてしまいます。

その中でも一番反応が良かったのは親子丼です。

JOさんは出前をとった料理もすぐに食べない癖があるんですけど、僕が作った料理だけはすぐに食べてくれて感想まで言ってくれます(笑)。

些細なことでも、言葉より行動でどれだけ美味しいのかを表現してくれてうれしいですね。

自分の口に合う料理ができた時、または他の人から美味しいと言われた時、TAKIさんはどちらの瞬間により充実感を感じますか?

メンバーが食べて美味しいと言ってくれる時が一番励みになります。

もちろん自分の口に合った時もうれしいのですが、感動はあまりなくて…メンバーに食べさせて感想をもらったり、LUNÉの皆さんに披露するのが僕だけの料理の楽しみです。

『Go ONE!!!』 家族旅行編ではTAKIさんが作ったカレーと餃子が大好評でしたね。

幼い頃、母や祖母とよくカレーを作ったりしました。野菜を大きめに切って入れたり、それがまた美味しかったり。

そんな思い出のカレーをメンバーと一緒に作って食べると、まるで家にいるような気分になりました。

いつか僕の家に招待したいなとも思いました。

子供の頃にした料理が今につながって幸せでした。

今年二十歳を迎えましたね。

料理をしながら「僕ももう大人になったんだな!」と感じた瞬間はありますか?

日本のテレビ番組で、イケメンで背の高い人が料理する番組を見たことがあります。

それで…ちょっと恥ずかしいんですけど、僕も自分が料理をしている姿が「ちょっとカッコいいかな?」って思う時があります(笑)。

まだメンバーから料理している姿がカッコいいと言われたことはないですが、LUNÉの皆さんにカッコいいと言ってもらえたらすごくうれしいですね(笑)。

TAKIさんに影響を受けて料理を始めたLUNÉさんもいるようです。

実はLUNÉの皆さんにも料理してほしかったんです!

今夜は何を作ろうかなって迷っているタイミングに料理の写真をアップしてくれるのもうれしいですし、励みにもなります。

もちろん料理には難しいところも多々ありますが、続けていくうちに生活習慣も健康になったり、趣味にもつながりますので。

LUNÉならではのスタイルが詰まった料理をWeverseにアップしてください! 僕が必ずチェックしますから(笑)。

타키 요리 | Weverse Magazine

料理が思うようにうまくいかない時もありますか?

ハンバーグは最近失敗した料理なんですけど、空気がちゃんと抜けてなかったのか型崩れしてしまいました。

次はもっと美味しく作って、きれいに仕上がった写真を送りたいので、リベンジしたいですね。

でも失敗も料理の楽しみのひとつだと思います。

「今日はうまくいかなかったけど、調味料とか変えたらうまくいくかも!」とか考えながら、あきらめずにアップデートを続けています。

僕はとにかく成功するまで挑戦する性格なので、うまくできたとしても、結局はそれを超えるものを作りたくなると思います(笑)。

料理だけでなく本業でも驚異的な成長を遂げました。

ファンミーティング<縁DAY>ではソロステージを披露し、

今も韓国語でインタビューを受けています。

3年間活動する中でもっとうまくなりたいと欲も出てきましたし、LUNÉの皆さんに喜んでもらえる時が一番幸せなので、歌も韓国語も一生懸命頑張っています。

特に僕の声でファンになったというLUNÉの方もいらっしゃるので、

そんなコメントを見るとやっぱり力が湧きますね。

<縁DAY>の時は、これまで経験と自信をたくさん積んできたので、僕固有のカラーやひとりでステージをやり遂げる姿をLUNÉに届けたいと思いました。

一人でステージに立つということは何かが変わるんじゃないかなって思ったんです。

緊張もしましたが、歌いながらふと目にしたペンライトの光景がものすごく素敵で、うまく最後までやり遂げた気がします。

NICHOLASさんに「表情がすごく良かった、幸せそうに見えた。」と言われて、その一言が本当にうれしかったですね。

二十歳と韓国デビューという二つの新たな門口に立っています。

この先どんな大人、アーティストとして成長していきたいですか?

見た目だけでなく内面も一人前の、芯が通っている大人になりたいです(笑)。

自分の考えがしっかりとしていなければ揺らぐこともありますから。「今の自分に必要なものは何だろう?」とちゃんと悩みながら、しっかり判断する力を育むことが大切だと思います。

だからこそ僕も他の人の意見にきちんと耳を傾けようと努力しています。

そして韓国デビューを控えているだけに、再びスタートラインに立ったという心構えで「Under the skin」を練習していた頃の初心のままで練習を重ねています。

タイトル曲にも「よみがえる」という歌詞があるんですが、

その歌詞のようにLUNÉの皆さんには成長した姿と素敵なステージをお届けしたいという気持ちで臨んでいます。

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