
PLAYLIST
アレクサンダー23のプレイリスト
人生の率直な話を盛り込んだアレクサンダー23の音楽
2022.07.14
Credit
まとめ. キム・スヨン
デザイン. チョン・ユリム
写真. Interscope Records
人生のいろんな裏側を自分だけのまっすぐな言語で歌い、世界的な注目を浴びたシンガーソングライター・アレクサンダー23が、別れにまつわる率直な回想を盛り込んだ新曲「The Hardest Part」でカムバックした。アレクサンダー23が自ら感じた日常のさまざまな瞬間を音楽で描きながら、彼に喜びも、悲しみも味わわせてくれた曲をまとめた彼だけのプレイリストを紹介する。
アレクサンダー23 - 「The Hardest Part」
アレクサンダー23:僕の人生の中で一番大きな喪失感と悲しみを感じた時がありました。僕がその時の思い出を歌にして発表したいと本気で思っているのか、僕も僕の感情を確信することができませんでした。その理由はおそらく、僕が果たして(今はこの世を去った)その人をちゃんと偲ぶことができるか、当時僕が感じた感情をそのまま表すことができるかがわからなかったからです。ところが、この曲を発表した後、似たような経験をしたたくさんの人からメッセージをもらったんです! ソングライターとしての僕にとってこれ以上の喜びがあるでしょうか。今は人々にこの歌を聴かせることができて、とても嬉しい気持ちです。
アレクサンダー23 - 「IDK You Yet」
アレクサンダー23:つらい思いをして、世間から見捨てられたように思った時がありました。僕が生きていく中で、何か大事なものを忘れているのではないかとも思いました。コロナ禍で隔離生活を送っていた最中にふとその時期に感じていた感情が思い浮かび、突然インスピレーションを得て曲を書くようになりました。BTSのJUNG KOOKさんがつい最近、個人のInstagramのアカウントにこの曲をシェアされましたね。この曲で世界各地の人々とつながることができるなんて、とても嬉しく思いました。
アレクサンダー23 - 「Hate Me If It Helps」
アレクサンダー23:この曲は、僕のデビューアルバム『Aftershock』の中の最初のトラックです。意図したように慌ただしく押し寄せてくる感じのプロダクションが強烈な歌詞ともよく調和しているからか、僕の望んだ雰囲気がうまく作られたと思います。この歌は、僕に音楽的なインスピレーションを与えてくれる二人(僕の英雄です!)と共同で手がけました。オリヴィア・ロドリゴとは作曲を、ダン・ニグロとはプロデューシングを一緒にしました。
テオ・カッツマン - 「Good to be Alone」
アレクサンダー23:テオは、僕が好きなソングライターのうちの一人です。特に、歌の内容が本当にウィットに富んでいます! 長いツアー活動の後に聴きたい歌と言いましょうか。
パラモア - 「Still Into You」
アレクサンダー23:この曲は僕らの世代にとって最高のラブソングで、しかも素晴らしいロック音楽の外皮までまとっています。そして、何よりもプロダクションが見事です。
ジェレミー・ザッカー - 「18」
アレクサンダー23:ジェレミーと友達になれたのは、本当にラッキーでした! この歌は、ジェレミーの歌の中で僕が一番好きな曲です。聴くたびに僕の心に響きます。ちなみに、この歌は車の中で聴いてもとても良いですよ!
The 1975 - 「Sincerity is Scary」
アレクサンダー23:マクロな社会問題について歌いながらも、説教のように退屈に聴こえないようにすることは、非常に難しいものです。ですが、マシュー・ヒーリーは、毎回それをやりこなしてみせるんです!
ケイシー・マスグレイヴス - 「Rainbow」
アレクサンダー23:ケイシーは本当にすごいシンガーソングライターで、「Rainbow」は彼女の曲の中で僕が一番好きな曲です。彼女の表現力は、本当にエスプリが効いていて素晴らしいです。
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