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fromis_9が初の単独コンサートを開催した。デビュー後5年経ってだ。彼女たちは昨年音楽番組で初の1位を達成したのに続き、今年カムバックするたびにアルバムセースル量が自己最高記録を更新しており、4月には初のファンミーティングを行ってもいる。それ故fromis_9がfloverのためだけのステージで組んだ公演「LOVE FROM.」は、彼女たちが着実に成長し実を結んだ成果であるため、より一層重要だった。「単独コンサートを本当に長い間夢見てきました」。SEO YEONは「アイドルは多方面の才能が必要な職業ですが、歌手になりたかった最も大きな理由は、歌を歌ってダンスをするのが一番好きだったからなんです。今回のコンサートがfromis_9の音楽とパフォーマンスを、floverの皆さんに本当にきちんと見せられる機会だと思いました」と、コンサート開催がfromis_9にとって持つ意味を語った。そしてfromis_9とfloverが同じ気持ちで待ちわびて準備してきたコンサートが終わって、既にひと月が経つ。その時間をともにしたすべての人に、新たな挑戦であり夢が実現した瞬間を、より長く大切に心にとどめておけるよう、fromis_9の公演を記録に残した。
1. コンサート・スケジュール
2. セットリスト
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©️ PLEDIS Entertainment
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日本コンサートで言葉の壁と歓声が禁止だった状況も、fromis_9とfloverが互いの気持ちを伝えるのに障害にはならなかった。自ら日本語で手紙を書き、floverたちの前で一文字ずつ読んだJI HEONの姿は、多くのfloverを感動させた。JI HEONは「他のメンバーたちは全部覚えて準備していましたが、私はすごく緊張したら忘れてしまいそうな気がしたんです。日本のfloverの皆さんに感謝の気持ちと私の真心をすごく伝えたいのに、急に思い出せなくなったらとても悲しいと思ったので準備しました」と、手紙を書いた理由を話す。拍手だけが許されたコンサートだったが、SEO YEONの話す通り、fromis_9とfloverはただステージと身振り、眼差しで互いに心を通わせることができた。「最初ステージを始める時、客席がとても近い感じで驚いたんですが、実はみんな立って手を合わせて私たちのステージを観ていてくださったんです。『歓声が必要ないんだな』ということを感じました。声が出せないので、私たちもfloverの皆さんがもどかしくないよう、質問形式でコメントをしないようにしたんですが、その考えが無用だったように、拍手だけで会話ができた気がして不思議でした」。
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