
『IMOS JEON SOMI』(YouTube)
オ・ミンジ:「私の座右の銘なの。A girl must be two things: classy and fabulous.(女は二つを備えていなければならない。優雅であること、そして華やかであること。)」「20分しかないけど準備は完璧‐アイドルJEON SOMIのリアル出勤前GRWM」で、JEON SOMIはコーヒーを飲みながらマグカップに書かれた言葉を読み上げる。その座右の銘のように、『IMOS JEON SOMI』もまた、彼女が持つ二つの顔を見せてくれるチャンネルだ。チャンネルの中のJEON SOMIには、ステージ上の「SOMI」としての華やかさと、名前を逆さに読んだ「IMOS」のように、日常の中でも自分らしい趣味や感性を失わない優雅さが共存している。
10年ぶりに「突然」再集結したI.O.Iの会食のワンシーンや練習のビハインドに始まり、THEBLACKLABEL初期メンバーとして行う社屋ツアー、アイドルJEON SOMIの出勤準備(GRWM)に至るまで。アイドルとしてのJEON SOMIは、ステージの舞台裏を包み隠さず明かす。一方、人間JEON SOMIは、より個人的な趣味や日常に焦点を当てる。夏に向けたショッピングアイテムを紹介し、延禧(ヨニ)洞を散歩しながら、15年来の住民として通っている店を紹介する。父親の髪を染めてあげたり、上海へ日帰り旅行に出かけて昼から酒とグルメを楽しんだりもする。ステージ上の「SOMI」が強烈な存在感で人々を魅了するスターだとすれば、「IMOS」は、カメラの光やステージの照明が届かない日常で自分だけの人生を生きる一人の人間、JEON SOMIに近い。
華やかなアイドルと、ごく普通の人間。鏡の中の像が現実の姿を映し出すように、「IMOS」もまた「SOMI」のもう一つの顔だ。人々は人間JEON SOMIを通してアイドルJEON SOMIを発見し、アイドルJEON SOMIを通して改めて人間JEON SOMIの姿を発見する。だからこそ、『IMOS JEON SOMI』が見せるのは単なる日常のVlogではなく、彼女のステージからは見えてこなかった好みや習慣、人間らしい瞬間を通して、アイドルJEON SOMIを理解させてくれる記録に近い。そうして『IMOS JEON SOMI』は、アイドルとしての姿(SOMI)と人間としての姿(IMOS)という逆像の関係を行き来しながら、JEON SOMIという人物のさまざまな側面を照らし出す。その中でJEON SOMIは、自らのモットーのように「優雅で華やかな(classy and fabulous)」自分だけの人生を証明してみせる。

ノイズガーデン - 「The Wave」
ナ・ウォニョン(ポピュラー音楽批評家):2026年5月31日、永宗(ヨンジョン)島で開催された〈アジアン・ポップ・フェスティバル〉のステージにノイズガーデン(Noizegarden)が立った。少なくとも私にとって、彼らは(1990年代のカルト的人気から象徴的存在となった韓国インディーミュージシャンによくあることだが)、他の何よりも名声が先行する存在だった。「神話」になった15分間のロックコンテストのステージ、「伝説」として残る2枚のフルアルバム、そして2014年にはまさに「事件」だった再リリースと期間限定の再結成……。説話と実話の狭間から立ち現れたかのような彼らの存在感は、ギタリストのユン・ビョンジュをローダウン30(Lowdown 30)のメンバーとして知った思春期の私にとって、高くそびえるだけにかなり威圧的でもあった。再び戻ってきた彼らは、どんな姿をしているのだろう。ひんやりとした会場には、ボーカリストのパク・ゴンの死から10年を経て、彼が一つ一つの音を押し込むように叫んだ「nOiZeGaRdEn」の30年を記念するライブへの期待と好奇心が漂っていた。そしてついに、ずっしりと厚いサウンドが会場を埋め尽くして歓声が沸き起こり、正体不明の新たなボーカリストが黒い覆面を外して再びステージに現れると同時に「Porcupine」の濃密なリフが鳴り響いた瞬間、その曲がノイズガーデンの再結成ライブでオープニングアクトに立ったバンドの楽曲だったことを、痺れるような感覚とともに思い出した。当然だ、そうならないほうが逆におかしい。
オンニネ・イバルグァン(Onnine Ibalgwan)の主軸であり、ユン・ビョンジュの長年の盟友でもあるイ・ソグォンが彼らを「本土より大きな島」という見事な表現でたとえたが、韓国ロック史において、ノイズガーデンは孤島のままでは終わらなかった。四半世紀余りの時を経てリリースされたシングル「The Wave」には、ユン・ビョンジュのいわゆる「知人たち」が力を貸している。一方には、前述したローダウン30からベーシストのキム・ラッコン。そしてもう一方には、釜山のロックバンド・アンチェインド(Unchained)からドラマーのハム・ジヌとボーカリストのキム・グァンイル。ローダウン30と同様、2000年代初頭から活動してきた彼らは2014年のフルアルバム『トゲ(가시)』で、ノイズガーデンの成就が孤独なものではなく、むしろそのレガシーがグランジの影響と同じほど活用可能なものであることを示した。20世紀を貫くブルース、ハードロック、ヘヴィーメタルを、生々しくざらついたエレキギターの質感によってまとめ上げるという共通点を持つ彼らの「The Wave」は、疾走するリフを前景に押し出しながらも、聴き手の記憶ほどには陰鬱にならないように空気を調整する。故パク・ゴンの写真を映し出したステージが過去への献辞だったとすれば、その前で張りのある声を響かせるキム・グァンイルのボーカルは、今回の復帰が「過去の再現から始まり、新たな作品へと続いていくもの」であるという計画とも共鳴している。「The Wave」はその第一歩として、神話であり伝説として刻まれた過去につきまといがちな「大きくなりすぎた自我」と、「お前が座るべき王座」の重圧を拒み、それに向かって「俺たちは皆で見届けるだろう お前の破滅」と叫んでいるのかもしれない。
ローザ・クォン・イーストン - 『ホワイト・マルベリー』
キム・ボクスン(作家):韓国系アメリカ人のローザ・クォン・イーストンが自身の祖母の実話をもとに書いた『ホワイト・マルベリー』は、少々自伝的な性格を帯びた歴史小説だと言える。主人公ミヨンは、1928年に11歳で生まれ育った平壌(ピョンヤン)郊外の村を離れ、姉の足跡を追うことを決意する。日本へ向かうことは姉と同じ道を歩むことを意味したが、ミヨンには姉とは違って、誰かの指示によって結婚するつもりはまったくなかった。
教師になるという大きな夢を抱き、若きミヨンは京都へ向かう。家族も自らの姓も故郷に残し、彼女は日本人看護師「ミヨコ」として、自分たちを差別する帝国日本の地で自らの素性を隠しながら暮らしていく。そうした数々の変化とともに、彼女は教会とも深く関わるようになり、新たな家族も築いていく。しかし戦争の気配が近づくにつれ、ミヨンは自分が何者なのか、そしてどのような選択を重ねて生きてきたのかについて、深い混乱に陥る。
『ホワイト・マルベリー』(韓国語版の副題「桑の木の上に置いてきた名前」のほうが、本作の情緒をより正確に捉えているように思える)は、避けられない外からの力と個人の選択の狭間で、一人の人間の人生がどのように少しずつ異なる形に変わっていくのかを、静かだが痛切に描き出す。ひょっとすると、人生を大きく揺るがすものは歴史そのものではなく、その中で下さなければならなかった選択なのかもしれないと静かに語りかけてくるようだ。本作の背景には日本による植民地支配という時代的な暴力が横たわっているが、その中心にあるのは、家族と信仰から培われる揺るぎなさと、再び立ち上がる力、すなわちレジリエンスだ。最後のページを閉じる瞬間まで緊張を失わせないこの作品は、気づけば次の物語を待ち望んでしまう余韻を残す。幸い、著者はすでに続編の準備を進めているという。次の物語にも期待してよさそうだ。
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